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vol.100 生活レシピ①

家庭で出来る防災~備えあれば憂いなし~
もしもの時の...防災対策は万全ですか?

(愛知県防災局防災危機管理課HP他参照)

今年の梅雨は全国各地・広い範囲に爪痕を残しました。
加えてコロナ感染症拡大の危機もあり...。
台風発生・上陸する時期にかかわらず、防災対策が必要となってきています。
日頃からもしもの備えをご家族で話し合ってみませんか。
お家の形態はそれぞれ。家族構成も異なります。
各々のお家で出来る事、個人で出来る事、もしもの時の備えを。(昨年この特集を掲載したところ大きな反響がありました。今年は感染症対策を加算。)


●事前の備え

□住宅の耐震診断・耐震改修を行い、家の耐震化を確保しましょう。

□地震で揺れても怪我をしないよう、家具等の固定やガラス飛散防止フィルムの用意を。

□電気火災を防止するため、感電ブレーカーを設置しましょう。

□地震や津波で家に損害を受けた場合の補償制度がある地震保険に加入しましょう。

□水・食料・非常持ち出し品などのチェック(飲料水・食料は可能な限り1週間分程度、最低でも3日分程度備蓄必要)※飲料水の備蓄目安:1人1日3ℓで3日分必要(最低でも)

□町内会行事等に参加する。(地域の人々と交流を深める)

□防災訓練に参加する。(地域の防災体制の確認)

□家族で防災会議。(お互いの連絡方法、避難場所の確認をする)

□ハザードマップの確認。防災に役立つアプリを準備。

避難所や近くの避難場所などを、現地に行って自分の目で確認しておきましょう。
学校・勤務先近くの避難場所なども調べておくとよいでしょう。
また、倒れてきそうなブロック塀のある場所や早い段階から浸水しそうな低い土地など、避難場所までの間に危険な場所がないか調べ、地震等災害が発生した時をイメージして、安全にたどり着ける経路を考えておくことも必要です。
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防災用品チェックリスト

※何を必要とするかは、家族状況やお住まいの地域によっても異なります。日頃から家族で話し合いましょう。

非常時持ち出し品リスト
□ティッシュ
□タオル
□雨具(ポンチョ・傘など)
□除菌シート
□マスク
□体温計
□携帯電話の充電器
□印鑑
□現金(停電時に公衆電話で使用する10円、100円硬貨含む)
□止血するもの
□懐中電灯
□ライター・マッチ
□カッター・ナイフ
□下着
□手袋・軍手
□携帯ラジオ
□食品
□ヘルメット・ずきん
□電池
□水
□健康保険証書コピー
□めがね
□コンタクト用品
※水が使えない場合もあるのでコンタクトの方もめがねは必須
□生理用品
□筆記用具

※乳幼児
□離乳食
□粉ミルク
□加熱調理器具
□消毒用品
□紙おむつ
□おしりふき

※高齢者
□入れ歯
□介護食
□大人用紙おむつ

※疾患のある方
□主治医連絡先
□持病薬メモ(処方箋等)
□持病の薬

※ペット
□動物病院連絡先
□リード
□ケージ
□ペット用食品
□排泄用品

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備蓄品リスト
□給水用ポリタンク
□カセットコンロ
□カセットガス
□調理用水
□生活用水
□飲料水(1人1日3ℓ)
□食料(レトルト食品、インスタント食品、缶詰、乾パン、お菓子、栄養補助食品等)
□缶切り
□毛布
□衣類(下着・靴下・防寒用服・雨具・長袖長ズボン)
□ろうそく
□歯磨きシート
□ウェットタオル
□防虫剤・蚊取り線香(夏場必要な場合に)
□抗菌・消臭剤
□救急セット
□掃除用具(ほうき、ちりとり)
□新聞紙
□ビニール袋(大きさ様々で)
□ラップ
□紙皿・紙コップ・割箸
□鍋・水筒
□ロープ
□携帯用カイロ
□工具セット
□長靴
□水のいらないシャンプー

その他、必要なものを書き込んでおきましょう
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感染症拡大防止には衛生用品をたくさん使用します。
1日にどのくらい使ってどのくらい必要になるか前もって把握しておくと安心ですね。



家族のためには...
予備眼鏡、補聴器、持病の薬、お薬手帳など、家族に応じた非常持ち出し品を考えましょう。

枕元には...
夜に災害が起きた場合に備えて懐中電灯・ラジオ・スリッパ・笛等用意しておきます。
一緒にまとめて袋に入れておくと便利。

倉庫や車の中には...
バールやジャッキ、テント・寝袋・毛布・ビニールシート等、車の中や取り出しやすい場所に準備しておく。

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家族との連絡方法を確認する
家族がそれぞれ別の場所にいる時に、災害が発生したときには、お互いの安否を確認できるように、日頃から連絡方法や集合場所などを家族で話し合っておきましょう。
家族みんなが携帯電話を持っている場合でも、災害時は回線がつながりにくくなるため、連絡がとれない場合があります。
安否確認には、電話会社が提供する専用サービスやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、公衆電話などを組み合わせて利用しましょう。

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被災地の方が、自宅の電話番号宛に安否情報(伝言)を音声で録音(登録)し、全国からその音声を再生する(確認)することができます。
被災地の方はご自宅の電話番号を、被災地以外の方は確認したい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルしてください。

■公衆電話
優先的につながります。どこに公衆電話があるのか把握しておきましょう。