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vol.104 生活レシピ

大好評いただいている「脳トレ漢字」。
ここのところ「間違えやすい日本語」を特集することが多かったですが、今回はガラッと変えて...【季語】に着目!
俳句で使われる季語には古き良き時代の日本が凝縮しているように思います。
その短い言葉だけで情景が浮かぶから不思議... さぁ、楽しんで...レッツトライ!♪


Q1:( )内に5月の季語、赤文字の漢字を書いてください。


うづき(   ) ※2文字
陰暦4月の異称。うの花の咲く月の意とも。稲の種を植える植月の意ともいう。

せいわ(   ) ※2文字
空が晴れ、空気が澄み切りなごやかなこと。そのような季節。陰暦4月1日の異名。

りっか(   ) ※2文字
二十四節気のひとつ。太陽暦で5月6日頃。暦の上でなつの始まる日。

はくしょ(   ) ※2文字
初夏の頃の、わずかに感じるあつさのこと。

しょうまん(   ) ※2文字
二十四節気のひとつ。
5月21日頃。 草木が茂って天地にみち始める意。

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ころもがえ(   ) ※2文字

しろがさね(   ) ※2文字

かしわもち(   ) ※2文字

むぎわら(   ) ※2文字

しろかき(   ) ※2文字

あわまき(   ) ※2文字

ちまき(   ) ※1文字

まゆ(   ) ※1文字

あわせ(   ) ※1文字
近世では初夏と初秋に着るならわしがあった。 あわせのころも。

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Q2:( )内に6月の季語、赤文字の漢字を書いてください。

ぼうしゅ(   ) ※2文字
二十四節気のひとつ。 稲や麦などの穀物のたねまきをする頃という意味。

にゅうばい(   ) ※2文字
つゆいりの頃という意味。

げし(   ) ※2文字
北半球では昼が最も長く、夜が最も短い日。毎年6月21日頃となります。

はくや(   ) ※2文字
げしのころ。最北端でも午後7時半には日没が訪れる。

さつき(   ) ※2文字
耕作を意味する「さ」から、稲作のつきとして「さつき」になった。

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なえとり(   ) ※2文字

きびまき(   ) ※2文字

うるしかき(   ) ※2文字
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「うるしの木から樹液を採取すること」を意味しています。
かきこと呼ばれる職人が、樹液を採るためにうるしの木に刃物で傷をつけていきます。
すると、木は傷の修復をしようと樹液を傷口に流します。
採取できる樹液の量は、1本の木から牛乳瓶1本分(約200グラム)しか取れません。

ほたるかご(   ) ※2文字
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今のように物があふれていない時代には、むぎわらで虫かごを編んではほたるを入れて楽しんだそうです。
今の七十代以上の方なら、知っておられる方も多いと思いますが、ほたるの飛んでいる時期にはまだ、稲の収穫には早く、むぎわらで編んでいたようです。

さおとめ(   ) ※3文字
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みずみまい(   ) ※3文字
夏の出水によって被害を受けた人をみまうこと。 手紙や電話で激励したり、実際に手伝いに出向いてみまったりする。

しょうぶ(   ) ※3文字
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さみだれ(   ) ※3文字

さつきばれ(   ) ※3文字

※⑬と⑭は、最初の2文字は同じ漢字です!


答え合わせ

Q1:
①卯月
②清和
③立夏
④薄暑
⑤小満
⑥更衣
⑦白重
⑧柏餅
⑨麦藁
⑩代掻
⑪粟蒔
⑫粽
⑬繭
⑭袷

Q2:
①芒種
②入梅
③夏至
④白夜
⑤皐月
※漢字「皐」には「神に捧げる稲」の意味がある。さわやかな新緑のころ、田の神様を奉じて田植えをする季節。
⑥苗取
⑦黍蒔
⑧漆掻
⑨蛍籠
⑩早乙女
⑪水見舞
⑫菖蒲湯
⑬五月雨
⑭五月晴