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vol.107 生活レシピ【脳トレ漢字】食事マナーの巻・箸の使い方~嫌い箸~
掲載時はいつも反響いただいております「脳トレ漢字」。『漢字』『日本語』の面白さを再発見できるこのコーナー、今回は、『嫌い箸(きらいばし)』を特集してみました。
昔から、食事中に一緒に食べている人に不快な気持ちや不潔な感じを与えるような箸の使い方を【嫌い箸】と呼んで無作法な行為とされています。
やってはいけない箸の使い方、嫌い箸について、言葉と共に今一度再確認。
さぁ、楽しんで...レッツトライ!♪
Q1:次の画像、行為の内容から何という名前の嫌い箸か( )に当てはまる文字をお答えください。
答え:( )箸
初歩的な物の持ち方。
箸をにぎりしめて持つ持ち方。
箸の機能を全く果たしていません。
答え:( )箸
箸先をなめること。
箸についたものをなめて取るのもNG。
答え:箸( )
箸と箸で食べ物のやりとりをする。
火葬の後で死者の骨を拾うときに同じ動作をするので縁起が悪い行為とされている。
答え:( )箸
料理に箸を突きさして食べること。
答え:( )箸
食事中に箸先を人に向けること。
答え:( )箸
ご飯を頼むときに茶碗をたたいて頼む。
答え:( )箸
食器内の料理の、自分が食べたいものを箸で探したりすること。
答え:( )箸
死者の枕元に供える枕ご飯のように、お茶碗のご飯に箸をつきたてることは、周囲に仏事を連想させタブーとされています。
答え:( )箸
お箸の先をかむ行為。
答え:( )箸
食事の途中で食器の上に箸を図のように置くこと。
これをすると本来は「もうご飯はいりません」という意味になります。
答え:( )箸
食器を箸で手前に引き寄せること。
答え:( )箸
箸の先から料理の汁などをポタポタ落とすこと。
または箸でとった食べ物から汁をポタポタ落とすこと。
答え
①握り箸(にぎりばし)②舐り箸(ねぶりばし)
③箸渡し(はしわたし)
④刺し箸(さしばし)
⑤指し箸(さしばし)
⑥叩き箸(たたきばし)
⑦探り箸(さぐりばし)
⑧立箸(たてばし)
⑨噛み箸(かみばし)
⑩渡し箸(わたしばし)
⑪寄せ箸(よせばし)
⑫涙箸(なみだばし)
問題以外の嫌い箸
「いただきます。」と言いながら両手に箸はさんだりしていませんか?実はこれも『拝み箸』という嫌い箸。
●『空箸(そらばし)』
一度箸をつけたものから、箸を引いてしまう箸づかい。
無作法とされる。「からばし」とも。
●『二人箸(ふたりばし)』
食器の上で二人一緒に料理を箸で挟むこと。
●『迷い箸(まよいばし)』
どの料理を食べようか迷い、料理の上をあちこち箸を動かすこと。
●『重ね箸(かさねばし)』
ひとつのおかずばかり次々と続けて食べること。
●『移り箸(うつりばし)』
いったん取りかけてから他の料理に箸を移すこと。
●『違い箸(ちがいばし)』
異質の箸を一対ににて使うこと。
●『掻き箸(かきばし)』
箸で頭などを掻くこと。不衛生で危険な行為です。
●『かきこみ箸』
お茶碗を口に当てて箸で中のものをかきこんで食べること。