平成21年6月 悠久の大義

  • 投稿日:2009年 6月 1日


はじめに...

鮮やかな紫陽花の花が心を和ませてくれる季節になりましたが、
皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
先日開催させていただきました、「ショールーム1周年祭」には、
千名を超えるお客様の来場を賜り、又、多数の『一期一会クラブ会員』の
皆様のお顔を拝見出来、スタッフ一同、大変喜んでおります。
誠にありがとうございました。

吉田松陰

先日、私が永年お付き合いさせていただいている、コンサルタントの先生が主催の「吉田松陰セミナー」に参加し、
1泊2日で萩に行って参りました。
私が歴史上の人物で一番尊敬しているのは吉田松陰先生です。
同じ長州人で有るということも大きな要因だと思います。
明治維新の『素』を作り、多くの塾生を輩出し、彼らが明治維新を成功へ導き、
維新後の新しい日本の源を築き上げたと言っても過言ではないと思います。
27才という若さで松下村塾を継承し、僅か1年1ヶ月という本当に短い月日の中で、
高杉晋作をはじめ久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋、山田顕義、品川弥二郎等、激動の明治維新を生きた志士、
約70名を育て送り出した吉田松陰という人物、彼の教えというものは、
想像もつかないほど大きなものであったであろうと思います。
吉田松陰の学問は、儒教であり、松陰が目指し確立しようとした原点は、誇りある人間、
誇りある日本人の追求であったと思います。
松陰先生の教えの基礎をなすものは「五倫」だと思います。
五倫とは人として最も大切で守るべき五つの道のことで、
父子の親(父と子の間の新愛)君臣の義(君と臣の間の礼儀)夫婦の別(夫婦の間の区別)
長幼の序(長幼の間の順序)朋友の信(親友の間の信義)をいいます。
私ども日本人はひたすら平和な「豊饒」なる世界、「自由、平等」なる世界を目指し突き進み、
確かに豊かな生活を営み、自由、平等を享受してきました。
その一方で日々報道される我が国の現状に対し、
やりきれない思いを抱き「何か間違っている」と感じておられる方が多いのではないかと思います。
その主因は日本人の一人の人間としての価値観がおかしくなってきたからだと思います。
この様な時代だからこそ日本人としての原点回帰をすべきではないでしょうか。
150年前の松陰先生に学ぶことにより、今の時代、教えられることは決して少なくないと思います。
私にとって大きな学びと大きな感動の1泊2日でありました。感謝。





こちらのコラムは、弊社情報誌「ありがとう。」vol.5に掲載しています。

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