令和4年3月 悠久の大義

  • 投稿日:2022年 2月26日


浅春の候

皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

先日開催した

【新春リフォーム相談会】では、期間中、県下一部の町でまん防措置状態でありましたが、下松本店・岩国店共に本当に多くのお客様にご来店いただきました。誠にありがとうございました。


現在空前の大ヒット

アニメ「鬼滅の刃」皆様方も一度は見られたことがあるのではないでしょうか。
私も孫と一緒に何度か見たことがあります。一度も見た事が無い時は鬼を退治する『気持ちの悪いアニメ』という感想でしかありませんでした。「鬼滅の刃・無限列車編」を初めて見て、又、他の作品をいくつか見てびっくりしたのはこのアニメには【哲学】があるということです。特に『人はどう生きるべきか』という人間の根幹に関わるテーマを強く捉えているということです。
 この大ヒットの背景にあるものの一つにコロナウィルス感染拡大があると思います。日本人はこのコロナによって戦後はじめて「死」というものを身近近に感じる機会に遭遇しました。今まで戦争、飢餓といえば遠い世界の出来事でしかなく、事故や震災も一過性のものでしかなかったのですが、このコロナ禍で日本人は長い時間、誰もが死を身近に感じることとなり、他人事ではなく自分事として死と向き合う様になったのです。この影響は非常に大きいと思います。


『鬼滅の刃の死生観』

「鬼滅の刃」という作品には常に「生と死」というテーマが流れています。
強い隊員には「鬼にならないか」という永遠の命の誘惑が迫りますが、彼はそれを断ります。それは「人間として死ぬために生きる『戦う』」という信念があるからです。鬼になれば永遠の生が手に入ります。人間である限り死は必ず訪れます。限りある命の下で『いかに生きるか』『いかに生きるべきなのか』を彼らは真剣に考えているのです。
人間が繁栄してきたのは「個としての強さ」では決してありません。弱い仲間を守る社会を維持していく「集団としての強さ」が人類という生物の強さなのです。人間は弱い者や能力の劣る者...もう死にそうな者でさえも捨ておくことなく強い者、能力の高い者が自分を犠牲にして守りながら社会を構築してているのだと思います。その様なことがこの作品の背景にあると思います。心が弱くて戦えない者も、剣術の能力が低い者も大切な仲間であり、守るべき者なのです。それぞれの者がそれぞれ出来る限りの事を果たし、昨日よりも今日のほうが少しでも成長できる様努力することが大切なのではないでしょうか。自分の大切なもの、家族であり、社会であり、人間という種を守るために自らを犠牲にして、散っていった者の志を次の者たちが引き継いでゆく。たとえ志半ばで死することがあってもそれは無駄ではなく価値あることだと思います。
 『命より大切なものがある』






2020年の年間興行収入世界第1位

『鬼滅の刃 無限列車編』

鬼殺隊員の竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助は無限列車に乗り込み、炎柱・煉獄杏寿郎と合流。4人は下弦の壱・魘夢の術で眠らせられ夢の中に閉じ込められる。魘夢は人間の子どもたちを鬼殺隊員の夢の中に侵入させ、精神の核を破壊させようとしていた。阻止し覚醒した炭治郎・伊之助・善逸・杏寿郎・炭治郎の妹で鬼のねず子の総力戦で魘夢を倒す。横転した列車から脱出した炭治郎たちの前に上弦の参・猗窩座があらわれ、対戦した杏寿郎の強さを認め、「鬼にならないか」と誘う。そして、さらなる死闘を繰り広げた先に...

煉獄杏寿郎の死は鎹鴉によって直ちに他の柱や産屋敷耀哉に伝えられた。産屋敷は「私ももう長くは生きられない」「近いうちに杏寿郎や皆のいる黄泉の国へ行くだろう」とつぶやく。


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