令和1年7月 悠久の大義

  • 投稿日:2019年 7月 1日


盛夏の候、

皆様方におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。






先日開催

させていただきました【下松本店ショールームオープン11周年祭】、【岩国店ショールームオープン2周年祭】には、大変たくさんの一期一会クラブ会員様のご来場を賜り、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
2会場で皆様にご協力いただいた義援金は震災被災地の方々に届けさせていただきます。ご協力ありがとうございました。

5月12日は、

母の日でした。
 母という字はやさしい字ですね。母の字の中の点々は、お母さんの流した涙のようにみえると、昔、ある夜間中学校の生徒が言っていました。
 母が自分を育てるために、どれだけの涙を流してきたかを知っていたが故に、母の字の点々に涙を連想したのでしょう。
 母に関しては忘れられない二人の先達の言葉があります。
 一つは親鸞の教えの伝導者、暁烏敏(あけがらすはや)の詠んだ歌です。 

十億人の人に十億の母あらむも

わが母にまさる母ありなむや

 十億の人に十億の母がある。
 しかし、自分にとっては自分の母こそが最高の母だという歌です。
 母が子に対して注いできた無償の愛が子としてそう感じせしむるのです。
 母と子の理想のあり様を詠んでこれ以上の言葉はない。時代がいかに変わろうとも、この母と子のあり様は変わってほしくないと思います。
 日本には、全国津々浦々に、こういう母がたくさんいたのです。こういう母が幾世代にもわたって連綿と続いてきたことが日本を今日にあらしめたのです。
 もう一つ忘れられないのは坂村真民さんの詩です。

念ずれば花ひらく
苦しいとき母がいつも口にしていたこの言葉をわたしはいつのころからかとなえるようになった
そうしてそのたびわたしの花がふしぎとひとつひとつひらいていった

 38歳の時にご主人が42歳の厄を越えずに急逝、女手一つで5人の子供を育てる苦しい日々の中で、お母さんが愚痴をいう代わりに口にしていた言葉―『念ずれば花ひらく』その言葉が真民さんの生涯を貫く言葉となったのです。
 母がいつもどういう言葉を口にしているか。その言葉はいつしか、子供の人生を左右する大きな力になる。そのことをこの詩は教えてくれています。
 明治期、女子の教育の大事さに気づき、実践女学校を創設した下田歌子はこういう言葉を残しています。

「社会風潮の清渦は、その源男子にあらずして女子にあり...まことに揺籃(ようらん)を揺(ゆる)がすの手は、以て能く天下を動かすことを得(う)べし」
 母親がその人格の光で、どう子供を照らしていくか、それは国のあり様をも決定していく力になるということです。その通りだと思います。
 その母のあり様が当今、揺らいでいるのではないでしょうか。
~致知別冊「母」より~
 
 私も母を亡くして9年という月日が過ぎました。歳を重ねる毎に母からいただいた愛というものを心から感じております。
 母の背景や教え、生き様から多くの物を学び強く影響を受け、人間形成の基礎になっていると思います。
 『母の無償の愛』その愛に勝る愛は無いと思います。母に感謝。





ちょっとひとこま

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2019年4月28日に開催された「中村ソフトボール大会」で、始球式をしました。(サン・リフォーム協賛大会)
とても緊張しましたが、久々の投球に心躍りました。
やっぱりスポーツはいいですね。



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