令和3年1月 悠久の大義

  • 投稿日:2021年 1月 5日

新年明けましておめでとうございます。

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り誠にありがとうございました。皆様方におかれましては健やかなる新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。本年も変わらぬご愛顧を賜ります様よろしくお願い致します。










コロナ禍の一年、

昨年を振り返り、コロナで始まりコロナで終った一年だとしか言い様の無い国難の一年でした。
 外出を控えたり、身近に迫るコロナ危機に備え、多くの情報を収集し、その選択の中で多くの知識を集積された方が多いと思います。今の時代、多くの情報が氾濫し、交錯する中、各々個々人が自らの感性、判断力により、情報を正しく知識化し、そして、正しく行動に落とし込んで行く事が何事においても非常に大切なことなのではないでしょうか。
 『平凡なる日常』一年前まで殆どの人がこの言葉に恋い焦がれ、胸ときめかすことはなかったと思います。他人と普通にお話しすること、マスク無しの日常、人々が集い食事を共にし、お酒を愉しみ、喜び合い、ふれ合いを楽しんだ普通の日々、大声を上げてスポーツ観戦を楽しんだ普通の日々。
 普通の平凡な日常こそが我々の『真の幸福』だと気づいたのではないでしょうか。
 人間は素敵な未来に心を馳せ、恋するものだと言われます。でもこの一年コロナ禍で感じたのは、そんなに素敵な未来で無くても、一日でも早い平凡な日常が来るのを心より望む日々を過ごしていたのではないでしょうか。
 新年を迎え、コロナ禍故に、改めて『人としてどう生きるべきか』『我々、生を受けた者の真の使命は何なのか』生かされている我々の価値をもう一度見つめ直したいと思います。

昨年、

自粛の中、イベント、スポーツ大会、社会奉仕活動等、社会貢献が全く出来なかった一年でした。サン・リフォームの経営理念の第一義に地域社会の貢献を揚げています。
それ故、志を全う出来なかった一年があったと思います。
 コロナ禍の下、皆様方と共に力を合わせ、お互い慈しみ合い、明るい一年を夢見、この国難を乗り越えてまいりましょう。





苦難にまさる教師なしー古今東西の多くの先知先哲が説くところであります。
その言葉を紹介致します。

~苦難にまさる教師なし~

▼いかなる教育も、逆境から学べるものには敵(かな)わない
...イギリスの宰相(さいしょう)・ディズレーリ

▼人間は苦悩によって練られてゆくのでありまして、肉体的にも精神的にも人間が成長してゆくために苦悩は欠くことののできない条件であります。
...安岡正篤(陽明学者・哲学者・思想家)

▼逆境は神の恩寵(おんちょう)的試練なり
...森信三(しんぞう)(哲学者・教育者)

▼成長するということは苦難が喜びであると思えるようになることです。苦難を越える。それが喜びです。
...平澤興(こう)(医学者)

▼逆境はつねにいつでも自分の敵ではない。ときには恩師となって人生に尊いものを教えてくれることがある。...不幸、病気、逆境は大成する人格を育てる落ち葉である
...常岡一郎(政治家・宗教家・文筆家)

人生の苦難をいくつも乗り越えてきた人たちの言葉を噛み締めつつ、私たちも直面する苦難を乗り切りたいですね。



悠久の大義こちらから

「ありがとう。」は、下松本店や岩国店のイベント、施工例など、様々な情報をお届けしています。
岩国店・下松本店|サン・リフォーム情報誌「ありがとう。」ご案内















令和2年11月 悠久の大義

  • 投稿日:2020年 10月29日

清秋の候

コロナと共存する新たな生活様式に、不慣れながらも徐々にではありますが、受け入れている世間の様相がうかがえるようになったように思えます。風も冷たくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。








戦後76年目を

迎えますが、中国の傍若無人な覇権主義的行動によって南シナ海には次々と中国の軍事基地が建設され、さらに中国の領土的野望は東シナ海に向けられ、現在わが国の安全と独立が重大な脅威にさらされています。
 中国はわが国国有の領土、尖閣諸島周辺において連日のように領海の侵犯を繰り返し、本気で尖閣諸島を強奪しようとしています。今こそわが国は上陸調査や灯台の設置など具体的な行動に踏み切るときだと思います。そして目に見える形で実効支配を国際社会に示すべきだと思います。
 「武漢コロナ」の災厄は、国民の誰もが認識しその危機を実感している「目に見える脅威」です。尖閣諸島の問題は一部のマスメディアしか詳しく報道しない為多くの国民は危機の存在さえ知りません。中国の軍事的、領土的脅威を真の脅威としている国民が一体どれだけいるでしょうか。これこそが今、日本国が直面している最大の「国難」というべきでしょう。今こそ、中国の覇権主義に毅然と対峙すべく憲法改正をすみやかに成立させ、主権独立国家にふさわしく軍隊を保持する必要があります。
 憲法9条1項の平和主義は堅持しつつ、9条2項を改正して自衛のための軍隊を保持する。そして、自らの手でわが国の平和と独立を守り、国と国民の安全を保つ。これこそが本来の目標です。しかし残念ながらこれでは国会で3分の2以上の賛成を得ることが出来ません。
 そこで苦渋の選択の結果、安倍前総理が提案したのが9条1、2項には手をつけず新たに「9条の2」という条文を設けて「自衛隊の保持」を明記する案です。この自衛隊明記の大きな「効果」を2点申し上げると、第一に主権者国民が自らの意思で憲法を改正し、「自衛隊の保持」を憲法に明記することは、「自分の国は自分で守る」との日本国民の意思の表明であり「対外的抑止力」が高まります。
 戦後日本国民は「防衛問題についてその意思をはっきり表記することが出来れば、主権者国民の決意の表明になります。そして「これまで黙って語らなかったあの強い日本人が、漸く防衛意識に目覚めた」ということで、周辺諸国もきっと驚くことでしょう。そのことが、必ずや対外的に大きな「抑止力」となるはずです。
 2番目の「効果」として「自衛隊を憲法に明記するための国民投票は、わが国の民主主義を飛躍的に向上させ、国民の活力の増強につながる」と思います。
 「自衛隊明記の是非」が国民投票にかけられれば、全国津々浦々で、会社や家庭、居酒屋れれば、全国津々浦々で、会社や家庭、居酒屋や井戸端会議で防衛問題が取り上げられ、真剣に論議がなされることと思います。戦後、国民が初めて防衛問題に真剣に向き合うことになります。国民の防衛意識は高まり、わが国の民主主義も格段に向上するでしょう。また、これが国民の活力となり、国力の増強につながると思います。
 志半ば、無念の退任をされた安倍前総理の志を引き継ぎ国民全体の意志の下、憲法改正を成し遂げ、今を生きる我々の力で国家百年の計の礎を築きたいと思います。








●2020年7月14日付の新聞記事より
河野太郎防衛相は7月14日の閣議で、2020年版防衛白書を報告した。新型コロナウイルスの感染拡大を契機とした中国の動向について「自らに有利な国際・地域秩序の形成や影響力の拡大を図っているとの見方がある」と警戒感を示した。沖縄県・尖閣諸島周辺での領海侵入は「一方的な現状変更の試みを執拗に継続している」と例年より表現を強めて指摘した。 白書では、感染が拡大している国に対し、中国が医療専門家の派遣や医療物資の提供を行う一方、「社会不安や混乱を契機とした偽情報の流布などの宣伝工作も指摘される」と記載。新型コロナは「影響力拡大を目指す国家間の競争を顕在化させ得るため、安全保障上の課題として注視する必要がある」と強調した。

●2020年9月27日付の新聞記事より
【北京共同】新型コロナウイルスの流行を抑え込んだ中国が感染多発にあえぐ米国の間隙を突き、覇権主義的な動きを強めている。各地に医療物資を送るマスク・ワクチン外交を展開しながら軍事行動も加速化させ、南シナ海では弾道ミサイル発射実験を強行し、28日にも軍事演習を予定。沖縄県・尖閣諸島の周辺海域に間断なく公船を派遣しており、日本も中国を「安全保障上の強い懸念」(岸信夫防衛相)と警戒を強める。 中国は「戦狼」と呼ばれる強硬な外交姿勢を貫き多くの国と摩擦が生じている。背景には「中華民族の偉大な復興」という国家目標を掲げ、強国化を追い求める習近平国家主席の方針がある。



悠久の大義こちらから

「ありがとう。」は、下松本店や岩国店のイベント、施工例など、様々な情報をお届けしています。
岩国店・下松本店|サン・リフォーム情報誌「ありがとう。」ご案内














令和2年9月 悠久の大義

  • 投稿日:2020年 9月 1日

白露の候

この秋、ショールーム恒例のシーズンイベント【かんばろう下松・がんばろう岩国リフォーム祭】と題し、開催することにし進めてまいりましたが、再度のコロナ感染症拡大の様相、現状をふまえ、中止する決断を致しました。楽しみにされておられた方には大変申し訳なく...創業以来初めての2度続けてのイベント中止に困惑し、心が痛む思いです。






コロナ禍の下、

国民全体が色々な事を考え、思い、学び、苦しみ、社会感、人生観、生死観など今までの概念が覆ることがたくさん有ったのではないでしょうか。今までの何気ない普通の日常がどれほど恵まれたものであったか、人々が集い、会話を楽しみ、食事をおいしく頂き、共にお酒を愉しみ、喜び合えた日々、失われた日常、時に神様は人類に試練を与え給う。されど乗り越えられない試練はお与えにはならないのです。
 この様な時にこそ『生かされている喜びを噛み締め、生かされていることに感謝』し、明るい未来を夢見て、未来に恋する生き方をしたいものです。





100_p01_01.jpg
100_p01_02.jpg
このポスターと社長との出会いは2011年2月10日。
イナックスの表彰式が福岡県の太宰府であった際、立ち寄った太宰府天満宮で目にし、一目惚れ。
後日、観光協会のご厚意で送っていただき、以来展示していた大切な思い出。
それが9年の年月が経ち色あせていました。再度の願いをきいていただき今回、取り寄せることができました。
表装し直し、商談ホールにて展示しております。


■只今、幕末の志士直筆の掛け軸を下松店和室にて展示しております。
100_p01_03.jpg
幕末の激動の時代を生きた方々の生きた証―直筆の書をショールームに展示し皆様に楽しんでいただくために、この度掛け軸が新たに仲間入りしました。
中村社長の尊敬する、吉田松陰先生や木戸孝允、山県有朋の書を展示しています。
他にも乃木希典や東郷平八郎の書もあり、定期的に入れ替える予定です。
下松本店ショールーム奥の和室に飾っています。
和室には全身マッサージ機やフットマッサージ機を常設しています。
そちらもいつでもご自由にご利用いただけます。
フルベッキ群像画像陶板もショールームのどこかに掲示しています♪お気軽にご覧ください。



悠久の大義こちらから

「ありがとう。」は、下松本店や岩国店のイベント、施工例など、様々な情報をお届けしています。
岩国店・下松本店|サン・リフォーム情報誌「ありがとう。」ご案内













前の記事 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11